データドリブンの時代こそ、データ以外の付加価値を付けよう
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要約すると、楽天と電通が「楽天データマーケティング株式会社」という新会社を立ち上げた。
そこで楽天の持つ会員データと楽天市場というメディア、電通の媒体力やマーケティングノウハウをかけ合わせたソリューションを提供するというものです・
ITメディア企業と代理店の協業は今まででも十分あったけど、やはりスピードという面で新しく会社を作る流れは続くのではないでしょうか。
メディア側の広告営業として、こういうニュースから思うことは 、
メディアがただのデータ屋で終わらないためにも、 電通からマーケティングやクリエイティブノウハウを吸収する、あるいはデータとそこからのインサイトをセットで提案する必要があるのではないでしょうか。
つまりこのままでは、ただ代理店にデータだけ吸い上げられる便利屋にしかならないのではないかなと危惧しています。
要はメディアは代理店からノウハウという属人的なスキルを輸入できる
一方で、メディアはデータという非属人的なモノしか提供できない。
だから会社と会社として見た時はWin-Winだとしても、メディア側の個人として提供できるものがないと、人材としては価値が出せなくなってしまうのかも。
データドリブンというのはいいけれど、単なるデータの提供以外で自分の付加価値を付けていくのが、今後のメディア側の人間の課題になるのではないでしょうか。
ではでは