『劇薬の仕事術』足立光:今すぐ始められる劇薬セット
久々の投稿です。
森岡さんや足立さん、音部さんなど、
この数年でPGマーケ出身者の著書が増えています。
よくある外資本じゃなくてメーカーマーケの思考や
働き方が垣間見えるのは刺激的です。
マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術
- 作者: 足立光
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日はその中でも気になった劇薬の仕事術を、
いくつか備忘録的にまとめておきます。
1.ワンページメモ
足立さんはPG時代からメールでも資料でもなんでも、
冒頭にまとめを作るようにしていたそうです。
理由は読み手(聞き手)の時間を奪わないため。
特に社内で上司の時間を使うようなときは、
目的→背景→結論→理由という順でシンプルに伝えていました。
最近あった業務で新しいターゲティングを使った施策があったんですが、
その許諾を取るようなシーンだとこんな感じかな。
■目的
クライアントに対する新規提案
■背景
2~3月の大規模プロモーションで大きく広告予算を取るチャンスが発生している
■結論
そのために○○というデータを用いたターゲティングを実施させてほしい
■理由
○○というデータを用いたターゲティングはニーズが高い。なぜなら競合利用者にダイレクトにアプローチ可能だから。
明日からも業務で実践してみようかと思います。
2.部下やチームを育てる
P&Gではマネージャーの昇進条件のひとつが部下の出世や活躍だったそうです。
そのために足立が実践していた中で真似したいと思ったのは、「一番下の年次から意見を聞く」という手法です。
代理店からCMのプレゼンがあった際には年次が下の人から、どうだったかと振っていたそうです。
これめちゃくちゃいいなと思うのが、うちの会社で上司は基本プレイングマネージャーが多いので若手が意見出しにくい場面が多いと思うんです。
いやもちろん主体性持って言わんかいというツッコミはあります。ただ上司がガンガン言った後に、「いやそもそも僕は違うと思います」って言いづらいこともあるし、話を振り出しに戻しちゃう可能性もあってやりにくいですよね。
なので自分に今後後輩や部下ができたときは、
まずこの手法を実践てみようと思いました。
3.意見を持つこと
これは当然でいて難しい。外資コンサル時代に専門家であるクライアントと対峙する際は、常に自分なりの意見を持って、スタンスを取ることを心がけていたようです。
(わからないことはわからないと言っちゃいつつも)
弁証法じゃないですけど、やっぱり意見と意見をぶつけないと発展しないですよね。
最近アポに行っても自分主体の打ち合わせじゃないとか、参加者が多くてしゃべる時間が減るとかだと、自分のスタンスを取らなくてもいいやと思うことが多く身につまされます。気をつけよう
4.同僚とのランチに行かない
コンサル時代、1日1時間×20営業日=20時間のランチを同僚とのランチには使わなかったそうです。その20時間を大切に使いたいから。
まあ確かに同僚とのランチってしょうもないことを話してる時間が多いですよね。
20分で区切ってサクッと仲いいやつと飯食いながら近況報告とかがちょうどいいのかも。
明日から20分ご飯、20分読書or仕事、20分睡眠とかで区切ってみようかな。
5.達成目標を数字で持つ
これはヘンケル時代の実践です。外資を渡り歩いて日系企業に入ると、多くの人が数字の達成目標を持っていないことに驚いたそうです。
僕自身は今は企画職なのでKPI設定が難しいんですが、
この数字での目標設定を最近やらなさすぎるなと反省中です。
とりあえず今季の提案回数と勉強に関して定量目標設定しよう、、、
ではまた。